家計のために稼いだら離婚になった

Aさんという35歳の女性のケースです。
ファイナンシャルプランナーの資格を持っていたAさんでしたが、中堅の食品メーカーに勤める夫から「結婚後は専業主婦になってほしい」と強く言われ、いつか子どもができて小学校に上がるまでは…という口約束を交わし、専業主婦として夫を支え、子育てに明け暮れていました。

でも、Aさんにはファイナンシャルプランナーの資格を活かし、家族のためにも家計を豊かにしながら、自分をもっと成長させたいという気持ちがあり、一人娘が小学校に上がるタイミングで夫に仕事を再開したいと相談しました。

夫は「僕の給料では生活できないのか!いったいどんなやり繰りをしているんだ?」と怒鳴り、以後はまったくAさんの話を聞いてくれなくなりました。

せっかくの資格とキャリアがありながら、家に閉じこもっているだけの毎日。ある日、Aさんは昔の仕事仲間から、ファイナンシャルプランのアルバイト仕事を依頼されました。

仕事は簡単で、顧客のライフスタイルに合わせたマネープランを設計する仕事で、自宅に居ながらでもできる仕事でした。

Aさんの仕事ぶりは叮嚀で、いつしか多くのオーダーが舞い込むようになりました。最初は主婦業を優先させるために受注をセーブしていましたが、やればやるほど収入になり、自分のキャリアも活かせるやりがいを感じて、もっと仕事をしたいと思うようになって行きました。

当然、夫はおもしろくありません。日曜日の昼間でもAさんはパソコンに向かって仕事をすることが多くなり、夫婦の会話が目に見て少なくなりました。

そんな毎日が半年ほど続いたある日、Aさんは「好きな女性ができた。離婚したい」と夫から告げられました。

「きみに僕は必要ない!きみに必要なのは仕事だったんだ」と言われたそうです。

話し合いの結果、親権はA子さんが取り、シングルマザーを選択しましたが、養育費についてはまだ話し合いがまとまっていないということです。
養育費とシングルマザー